割箸老舗 株式会社 箸源 本文へジャンプ



お箸が出来るまで


食べ物と色と食欲、味の間には深い関係があります。
空間や壁の色、クロスの色までも考えた美味しい食卓作りを


       
       
赤ちょうちん紫ちょうちん、どちらが暖かいと感じますか?
       
       
もし飲食店の入り口に吊してあったら、あなたはどちらのお店にはいりますか?



食欲増進色
オレンジ 熟した果物、甘さと暖かさを連想 食卓におおいに使いたい。
新鮮な魚、肉、甘い果物を連想 緑を添えるともっと鮮やかになる。
レモン 新鮮な果物を連想 緑や赤を添えると鮮やかになる。

赤色系の色は暖色で食欲を示します。単色でも組み合わせてもOK これは赤が自律神経を刺激し、血圧を上げたり、楽しい気分にさせたりし、食欲を増進すると言われます。

食欲減退色
黄緑 ワンポイントに最適 料理にも食卓にも使い過ぎに注意。
神秘的な色ですが腐った肉を連想し不味い色に、使いすぎに注意。
新鮮さを与える色ですが使う量を少な目に、赤を強調する武器になる。
緑色や紫は、使いすぎると気分が沈み、食欲が減退する傾向にありますが、暖色系と組み合わせたりワンポイントにするなど注意して使うと食欲増進色を生かす事も出来ます。
料理を食べる環境に良いのは
清潔である 店頭や食事するスペースはもちろんですが、トイレは最も重要。
暖色系の光
太陽光
料理写真ではしばしば朝日が射し込む食卓が演出されています。白熱灯より暖色系の光がベター、 クロスは白や暖色系がおすすめ
店内 お店のイメージカラーは大切ですが、使いすぎに注意、上手な組み合わせを


「日本料理は目で食べる」
            「フランス料理は鼻で食べる」
                          「中国料理は舌で食べる」


と言われますが、「喰わず嫌い」があるようにやはり料理は視覚が大切、
料理の色や器、盛りつけがポイントです。

料理の味は精神的なものに大きく左右されます、ピクニックで食べるお弁当の美味しさ、気の合う仲間とバーベキューの味、といったように同じ料理を食べてもその場の雰囲気で美味くなったり不味くなったり、ですから食事環境づくりはとても大切です。

インスタントラ−メンも中国で食べると「本場は違う」と言ってしまう、人間の味覚なんて実にいい加減、素人が作った料理も高級料亭で「プロの味をどうぞ」なんて言われるとつい「これは美味いさすがだ」なんて言ってしまいそう。こんな訳ですから「味覚」より「視覚」「雰囲気」が料理の美味しさを決めていると言っても決して過言では無いと思います。もちろん味覚は美味しさの基本ですが、個人差が大きく嗜好は人によってまちまちです。
 
 お店でも、ご家庭の食卓でも、安らぎや居心地の良さといった「落ち着ける空間」が、最も重要だと思いませんか?